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板金加工に欠かせない「タレパン」を知ろう

2017.09.12 【加工について】

金属加工の加工技術の中に「タレパン」という加工技術があります。あまり知られていないかもしれない加工技術ですが、非常に便利な機械加工技術なのでわかりやすく説明してまいります。
タレパンというと何となくほんわかしたイメージが沸くと思うのですが、これは「タレットパンチプレス」という加工を短くした言い方で、とても頻繁に使われている加工技術なのです。
パンチプレスは金属の板をセットして、金型を取り付けた機械がパンチ、つまり叩くようにして打ち抜いていくと言うとわかりやすいのではないでしょうか。
タレパンの機械は金型を一つしかセットできないタイプのものもありますが、NC制御がついているタイプの機械なら、いくつもの金型をセットする事ができます。
そしてプログラミングによって必要な加工を全て一度に行う事ができるので、大量生産をする事も可能な金属加工技術なのです。
つまり部品によってはタレパンの機械一台で、完成品を作る事だって可能となります。ただしNC装置がついていないと自動で金型を変えたりはできません。
他の加工と違うところは、金型とダイを使って金属の板を挟み、強い圧力で製品を打ち抜いて製品を作るところですが、金型を定期的にメンテナンスしなくてはなりません。
なぜならば、タレパンというのは刃物の部分(上)とダイの部分(下)で材料を挟んで金属板を切るという、金型がハサミと同じような働きをする加工技術だからです。
刃物が切れなくなってきたら製品の精度も落ちてしまうというわけなのです。ですので金型のお手入れはしっかりと行う必要があるのですね。
少しでもずれてしまうと刃物としての役割を果たす事が難しくなってしまうのもタレパンの特徴です。そのため金型の精度に気を付けなくてはならないのです。

太陽パーツでは板金の金型はもちろん、タレパンの金型の製造も行います。適正なクリアランスの金型で製品を作りたいのなら、ぜひ一度太陽パーツへお気軽にご相談ください。

 

 

 

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