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大量生産の際に使用される「量産金型」とは

2017.09.19 【加工について】

金属加工には金型という製品の元となるものを使って製品の生産を行っているものが多く存在しています。その代表的なものがプレス加工やアルミダイカストなどです。
ダイカストなどの技術では金属を加工するためのものもありますが、射出成形というプラスチックを使った製品の生産を行う技術では、「量産金型」と言われる金型を使う事が多くなりました。
ところで皆さんは「量産金型」というとどのようなイメージを浮かべられるでしょうか? 今回は量産金型というものがどのようなものなのかについてを、わかりやすく説明していきましょう。
量産金型というのは文字通り製品を大量生産する時に使われている金型の事を言います。なぜ今量産金型というものが必要なのかというと、量産金型を使って製品を製造すると、一度に大量に製品を作り出す事ができるからです。
一度に大量生産をするという言葉を聞くと、何となく製品の質が悪そうに感じるかもしれませんが、量産金型というのは精度の高い製品を短時間に大量に生産できるので心配はいらないのです。
ではどうして量産金型というのが精度の高い製品を大量生産する事ができるのかというと、それは金型を作る素材がまず違います。耐久性の高い鋼材を使って作られます。
さらに大量生産をしても高い精度の製品を作るために、金型を作る前に何度も何度も試作品を作ってテストを行う必要があるのです。つまり金型を作る前の段階で苦労する金型なのですね。
ただし苦労して作っただけの事はあって、メリットはとても高いと言えます。精度の高い製品を安く早く生産できるので、価格競争にも品質競争にも勝つ事ができるでしょう。
ですが大量生産に特化しているため、コスト割れするようなロット数では製品の生産はできないのです。この事から量産金型を使う時は、大量生産が決まっていて何年先も製品の生産が決まった状態であるのが望ましいのです。

太陽パーツでは量産金型のように優れた耐久性のある金型を、低コストで作るエコダイカストというのがあります。金型のご相談はお気軽にお問合せください。

 

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