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切削加工で使用される刃物の種類について

2017.09.25 【切削加工】

金属を必要な形状に刃物を使って削り出していく「切削加工」は、金属加工には欠かす事ができない加工技術です。
切削加工を行う事ができる機械にはいくつか種類があって、大きく分けると旋盤加工とフライス加工とに分ける事ができ、それぞれの機械には大きさや用途によってさらに細かく機械が分けられています。
手動で動かして金属を切削する汎用タイプの機械もあれば、NC旋盤やマシニングセンターのようにコンピューター制御ができる機械もあります。
そしていずれの加工機械で製品を製作するにしても、必ず刃物を使用しなくてはならないのも旋盤加工の特徴だと言えるでしょう。
では切削加工で使われている刃物の種類について説明いたしましょう。
切削加工は外径を削るものもあれば、内径を削るものもありそれぞれに専用の刃物を取り付けて切削を行っていきます。
昔ながらの職人の場合には、自分のカンや経験を頼りに刃物をダイヤの砥石などで削って作っていましたが、現在では刃物台の先端にチップを取り付けて切削する事が多くなりました。
そのため、外形や内径を削るための様々な形状や大きさのチップを使って切削を行います。また、フライスの場合にはチップの他にエンドミルなどを切削に使っています。
穴あけを行う時にはドリルという刃物を使って穴を開けていきます。ドリルの細さは0.1mmくらいの細さから生産されています。
いくら付け替えができるからといっても、金属を加工するのにもちが悪いなんて事になったら大変です。そのため各工具メーカーでは刃物の材質にもこだわっています。
ハイスと言われる高速度工具鋼を使ったり、サーメットという材質を使ったり、セラミックを使ったりする事もあります。CBNやダイヤモンドなども利用されています。
コーディングをしてもちを良くしたものも開発されています。このように切削加工のための刃物というのは加工しやすさだけではなく、刃物そのもののもちも良く作られているのです。

 

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