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ダイカストにも使われる亜鉛合金

2017.10.10 【ダイカスト】

亜鉛合金とはアルミニウム、銅、マグネシウム、鉄などを合成して作られた合金で、昔からダイカストや鋳造製品の材料として使われている金属です。
およそ80年以上も使われている合金の一つです。ダイカストなどに使われている合金にはアルミ合金が有名ですが、アルミ合金に次いで多く利用されているのが亜鉛合金なのです。
亜鉛合金の特徴としては耐衝撃性に優れている点、合金の配合によっては合金にふさわしい光沢などを出す事ができるので、合金のおもちゃなどによく利用されるほどです。
さらにメッキがつけやすいというのも特徴の一つで、カラフルなメッキの製品の多くはアルミ合金ではなく亜鉛合金の方が多いようです。
名刺入れやたばこケースなどにも使われていますし、缶ペンケースなどにも多く使われている合金でもあります。意外と身近なものに使われている合金なのですね。
加工がしやすくメッキもつけやすいという特徴があるため、よく利用されている合金ですが、より複雑な形状にも加工できますし薄肉にする事ができるのも特徴の一つでしょう。
ただし万能というわけにもいかず、耐食性に若干難があるため現在も改良が加えられているというのも特徴だと言えるでしょう。
なぜダイカストにこれだけ利用されているのかというと、融点が低いので加工がしやすいというのが理由としてあげられます。亜鉛合金の融点は387度くらいで溶けてくれるので加工しやすいのです。
融点が低いという事はそれだけ金型の寿命も長くなるので、金型の交換や補修にコストがあまりかからないというのも重宝される理由だと言えそうです。
実はダイカストの金型はとても高コストであるため、頻繁に金型を修繕したり作り替えたりする事は避けたい事の一つなのです。

太陽パーツではエコダイカストという製法で製品の生産を行います。金型にかかる費用は従来の半分で済みます! もちろん品質はそのままをキープする事ができます。
詳しくは太陽パーツのホームページ、またはお電話などでお気軽にお問合せください。

 

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