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旋盤加工はどんな加工に優れているのか?

2017.10.26 【旋盤加工】

旋盤加工とは材料となるものを回転させて、刃物を押し付ける事で材料を削っていく技術です。加工できる材質は木材から金属、プレスチックと幅広い製品の加工に利用されている技術です。

では旋盤加工はどんな加工をする時に優れているのかというと、素材の外周を削っていったり端面を削って行ったり、素材の中心に穴を開けたりその穴を広げたり、長い素材を突っ切ったりする時などに使います。
円錐形の製品の加工をする時には多く用いられる加工技術で、二次加工を行う前の多くの部分を加工する事ができるので、よく利用されている加工技術なのです。

例えば、円筒形の材料を芯だししたりする時などに使います。チャックで挟んで回転させて外径と端面を削る事によって、別の機械で二次加工を行う時の心出しをする事が可能です。
部品加工で心出しを行う事は非常に重要です。さらに旋盤加工では外径に段差を付ける事も可能ですし、溝入れをしたりねじ切り加工を行う事も可能です。
円筒形の部品の外径や内径に溝入れをしたりねじ切りをしたりする事ができるので、とても重宝する加工技術です。
しかもNC旋盤を使えば外径、端面、溝切、R加工にC面加工、ねじ切りと突っ切りを同時に行う事ができるので、部品の大量生産に向いている加工技術でもあります。
少し技術が必要となりますが、チャックを交換する事によって偏芯した位置に穴を開けたり広げたりする事も可能です。ただし4つ爪のチャックが必要になります。
意外と旋盤加工でできる加工はたくさんあります。冶具を使って特殊な加工を行う事も可能な技術であるからこそ現在も使われている技術なのです。

タレット式と櫛刃型の旋盤があります。櫛刃型は左右どちらからも加工できますので、様々な加工柔軟に対応する事がでいきるのも旋盤加工の優れているところだと言えるでしょう。

 

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