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容易な金型交換で小ロット生産を叶える【エコダイカスト】

2017.11.27 【エコダイカスト】

ダイカストで部品生産する事によるメリットは部品一つ一つの単価を下げる事につながる点です。でもそれにはロット数が多いか多くないかにかかってきます。
どんな生産でも同じですが、生産する個数が多ければ多いほど一つ一つの部品の単価が下がっていき、結果的に相乗効果で製品の価格を安くしていきます。
つまりダイカストで部品の生産をする時には必要な部品が多ければ多いほどメリットを生む事になるわけです。でも全ての部品が大量生産したいというわけではありません。
ダイカストでできないくらいのロット数の場合にはどうするのかというと、切削加工など他の加工技術に頼るしか方法がありません。でもこれだと部品の単価が非常に高くなります。
ではなぜダイカストでできないのでしょうか? その理由はとても簡単で「金型」を必要とする加工技術だからです。

ダイカストで大量生産する事でコストを削減できるという影には、金型の費用を部品に入れなくてはならないからで、小ロットだと金型の費用の事を考えると割高になってしまうのです。
だからこれまではダイカストは小ロットに弱いと考えられていたのですね。確かにダイカストの金型というのは非常にコストがかかります。
例えば金型を作るとすると100万円かかったとしましょう。必要な部品が50個だったりすると一つの部品に費用を計上しようとすると高額な部品代になってしまいます。

これを解決したのが太陽パーツです。太陽パーツではエコダイカストという製法で金型を製作しています。特許を取得している製法なので安全性は確かです。
一般的なダイカスト用の金型というのは、ベース部分と金型の部分の両方ともを作らなくてはなりませんでしたので、ベース部分の材料費が加算されて100万円という金額がかかりました。
ところが太陽パーツのエコダイカストならば、ベース部分は太陽パーツでの共通部品が使えるので、お客様はベースを作る必要がありません。
従って金型の部分のみの費用で済むというわけです。するとベース部分にかかった費用がまるっきりなくなりますので、材料費が半分で済んでしまうのです。
つまりダイカストの金型が従来の半額程度で作れるので、小ロットの生産にダイカストを利用する事ができるようになるというわけなのです。

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