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精密板金加工【ブランクとベンダー】

2017.12.07 【板金加工】

精密加工とは縁遠いと思われがちな板金加工ですが、近年では精密板金ができて板金加工でも精密部品の加工が可能であるという認識が定着してきました。
他の金属加工と同様に精密板金加工にも様々な加工方法があります。大きく分けると「ブランク加工」と「ベンダー加工」があり、それぞれの加工方法は部品の形状によって分けられます。

まずブランク加工について簡単に説明すると、ブランク加工というのは抜き加工の事で、金属板を必要な形状に打ち抜いて加工をする方法です。
ブランク加工は部品に必要な形状の大きさにプラスして、縁の分も寸法にプラスしておかなくてはなりません。
さらに一枚から一つの部品を作るわけではなく、一枚の材料の金属板から複数の部品をブランク加工しますので、送りの分の寸法もプラスした材料を用意しなくてはなりません。
材料をセットして部品を撃ち抜いてはずらし、打ち抜いてはずらすという加工方法となります。重要なのは打ち抜いたあとには下にバリがかえるので、全ての部品のバリの部分を合わせて加工する事です。
バリやかえりの部分だけはこの加工では避けられない事なので、打ち抜く方向を間違わないように細心の注意を払う必要があるのです。

もう一つはベンダー加工です。ベンダー加工は打ち抜き加工とは違って、一つ一つの部品を金型にセットして、コーナーやRに曲げる加工技術です。
ブランク加工を行った部品をベンダー加工で曲げるといった二次加工的な加工も可能です。簡単な加工でもあると同時に精密板金では精度が必要になります。
そのため金型も優れたものが必要ですし、何よりも熟練した加工経験も必要となるのは当然でしょう。重要なのは加工のために必要な金型です。
より精密な部品を製造するのであれば、信頼できる金型を使用する必要があるのです。

太陽パーツでは精密板金加工に必要な精密金型の依頼もお受けしています。金型の事でお悩みの方はぜひ太陽パーツへお気軽にご相談くださいませ。

 

 

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