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ダイカストにとって最も重要!ダイカスト金型

2017.12.25 【ダイカスト】

ダイカストの技術の進歩によって、数多くの部品が作られるようになりました。ダイカストというのはご存知の方も多いと思うのですが、金型を使って金属を加工する加工技術です。
鋳造という技術一種ですが、精密加工ができるので今ではあらゆる分野で使われている部品や製品の加工に使われています。もっとも重要なのはダイカストの金型です。
いくら精密な部品の加工をしようと思っていても、使用する金型が優れていなければ精密な部品加工はできないものなのです。つまりダイカストでは金型が部品の精度を左右するわけです。
ダイカストに使われている金型の基本としては、台に固定する固定型の金型と、稼働するタイプの金型とをセットして使います。
金型は雄型と雌型に分かれていて、二つを組み合わせるとその間には空間ができるので、その中に溶融した金属(多くはアルミ合金や亜鉛合金)を射出し、冷やして固めて製品が出来上がるのです。
ダイカストは金型があるので、どんな金属でも作れるのでは? と思われるかもしれませんが、実際には金型も金属で作られているので、ダイカストで作られる製品の材料としては、溶融温度が低い金属の方が適しています。
そのためダイカストでは溶融温度が低いアルミ合金や亜鉛合金が適しているのです。
ダイカスト用金型は必要な上下の金型の形の転写だけではなく、より複雑な形状を求められる場合には入子や中子、などを使って製品を作る事も可能です。
もちろんダイカストは金属だけではなくプラスチックなどの樹脂の製品を作る事もあります。医療の現場で使われる製品やパッケージなどに使われる製品を作るのに適しているのです。
プラスチックの製品を作るための金型は、金属の製品を作る金型よりも傷みが少ないので、金型のもちが良いというのはメリットかもしれません。
ダイカストは金型が無ければ部品加工ができません。つまりダイカストは金型の良し悪しによって製品の精度が変わってしまうため、金型の製作を行う時には十分に気を付ける必要があるのです。

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