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効率良く製品を生産する「塑性加工」にはどんな種類がある?

2018.01.22 【加工について】

簡単に言うと、塑性加工は材料のもともとの形状を変形させるという加工技術です。折り紙を想像すると分かりやすいですが、もともとの形に手で力を加えて形を作ります。
その形を維持する事ができるだけの力を加える事が塑性加工です。現在では塑性加工によって様々な部品が製造されています。今回は塑性加工がどのようなものなのかを簡単に説明いたします。
現在行われている塑性加工は8種類ほどあります。その中で日本でも海外でも有名なのが「鍛冶屋」のお仕事です。鉄を熱して柔らかくして叩いて形を作り出します。これを鍛造と言います。
金属を叩いて製品を製造します。解けた金属を金型に入れて製造するのは他にもあります。ダイカストなども塑性加工の一つです。熱した金属を金型に流し込んで高い圧力をかけて部品の製造をします。
鍛造加工ではない多くの塑性加工は、金属が溶けて固まるという性質を使って、金型の形を転写させる製法です。もちろん金属によっては解ける温度も変わるので、特性に合った加工法を選択する必要があるでしょう。
高い温度で溶かして加工を行うのは「熱間加工」と言います。この加工技術は金属を溶かすので変形しやすいという特性がありますが、寸法精度がやや劣る事もあるようです。
冷間加工は完全に溶けた金属で加工を行うわけではなく、柔らかくした状態で金型に押し付ける形で製品の製造を行います。
アルミ押出などに使われる技術です。この方法で製品の製造を行った場合、表面正常や寸法精度が高いのが特徴です。ただし加工を行う時には大きな力が必要となります。
温間加工は熱間ほど熱せず冷間ほど温度が低くせずに加工を行います。二つの加工の特性を利用した加工技術です。
塑性加工の基本は金型を機械に取り付けて圧力をかけてプレスする事です。もっとも一般的なのはプレス加工でしょう。
プレス加工は金型を上下、または前後などに取り付けて金属板を挟み、圧力をかけて変形させます。鉄の特性を活かした加工技術だと言えるでしょう。
変形や製品自体に傷がつかないように工夫された金型や機械を使う事によって、より精度の高い製品を自在に作る事が可能になるのです。

太陽パーツでは様々な塑性加工を行い、お客様のお望みの製品を製造する事が可能でしょう。詳しくは太陽パーツへ相談してみるといいでしょう。

 

 

 

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