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小ロットでダイカスト製品の製造を叶える「エコダイカスト」

2018.03.15 【エコダイカスト】

ダイカストで製品の生産を行う事によって、コストを大幅に削減する事が可能です。金属加工業の中でもアルミダイカストは製品生産率が非常に高く、短期間に品質の良い製品を生産する事が可能な技術です。
そのため多くの企業で採用している生産方法なのですが、たった一つだけ問題となる点があるのも事実でした。恐らく多くの方がこれが原因でダイカストをあきらめているはずです。
それはダイカストで使用する『金型』の費用が高いという点です。なぜダイカストの金型がネックになって、ダイカストでの部品生産を躊躇するのか、その理由をお話しいたします。
実はダイカストの金型というのは非常に大きなものです。一般的にはベース部分と金型の部分が一体化しています。
しかもダイカスト機械の上下に取り付ける必要があります。ごく一般的な金型だと重量がかなり重いため、一人で段取りを行うのが大変難しいでしょう。
それは巨大なベース部分を含む金型を、いちいち取り外して別の金型を乗せなくてはなりません。そんな場合には足に落としてしまったりしては大変なので、複数で行うための人件費がかかるわけです。
しかも巨大なベース部分と金型の部分は同じくらいの材料費がかかってしまいます。重くて材料の費用がかなり高いとなると、生産予定の部品が多くなければ一つの部品の価格が高くなります。
これがダイカストで製品の生産がしたくても、数が少ないからコストがかかるのでダイカストにできないという問題です。
ですがこれを解決する方法が一つだけあるのです。それが太陽パーツの特許製法でもある『エコダイカスト』です。エコダイカストはベースの部分は太陽パーツの共通部品となっているので、金型にかかる費用は従来の半額で済みます。
半額で済むため50個という少ない部品生産も、ダイカストの技術を使う事ができるというわけなのです。これなら試作品の生産にも活用できますし、本格的な生産に移ったとしても問題はありません。
ただ金型が半額で済んだというメリットは、そのまま精度の不安があるのでは?という不安になるかもしれませんが、エコダイカストは従来の精度はしっかりと守れますので、安心してダイカストで製品の生産を検討してみるといいでしょう。
詳しくは太陽パーツへご相談されてみるといいでしょう。きっと疑問も不安も全て解消されていくはずです。

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