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ダイカストはなぜ環境に優しい?

2018.05.24 【ダイカスト】

ダイカスト技術によって製品の生産を行う事がなぜ環境に優しいのか?一般的に金属加工というと環境に優しくないイメージがあるかもしれません。
ですが実は金属加工においてダイカスト技術というのは、無駄の少ない環境に優しい加工技術だったりするのです。
今回は、ダイカストがなぜ環境に優しい加工技術なのかについてを、わかりやすく説明していきたいと思います。
ダイカストにはアルミニウムや亜鉛といった合金を使っています。アルミニウムというのは再生がしやすい金属で、加工しやすく様々な製品に使われています。
アルミ合金をダイカストで加工する場合、アルミ合金を熱で溶かして金型に射出して加工していきます。冷えて固まると製品になるわけです。
一般的な金属加工は、金属の塊を削って製品の製作を行います。切削によって出た切りくずは産業廃棄物として処分されます。
もちろんアルミや銅や真鍮にステンレスといったものはリサイクルする事ができますが、それでも大量の切りくずが出るため環境に優しいとは言えません。
ではダイカストは?というと、ダイカストで使う材料は溶けた金属です。もしも材料が余ったとしても次に使う事が可能です。
万が一空気の気泡が入ってしまったとしても、再び材料として使う事が可能なのです。簡単に言えばダイカストはごみが出ないので環境に優しい加工技術だと言えるのです。
さらに加工を行う時にチップやドリルといったものは使いません。一つの金型を使って製品を何千何万と製造します。
このため、使用する工具の節約をする事も可能なのです。耐久性の高い金型を一つ作れば大量生産ができるのです。
これもダイカストが環境に優しい加工であると言われている理由の一つだと言えるでしょう。
まとめると、環境に優しいとダイカストが言われている理由は「材料の再利用ができる事」と「金型を長期使用できる事」なのです。
太陽パーツではダイカストの金型、そして製品の生産も承っております。環境に優しい加工技術で精度の高い製品を加工できます。
詳細やお問合せはいつでもお受けしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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