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ダイカスト技術でアルミニウム合金がよく使われる理由

2018.06.15 【ダイカスト】

ダイカスト技術で生産される製品の多くはアルミ合金が使われています。だからダイカストというとアルミ合金というイメージが定着しているのでしょう。
ですがダイカスト技術で加工できるのはアルミ合金だけではありません。例えば亜鉛合金やマグネシウム合金などもあります。その中でも最も多く加工されているのがアルミ合金なのには理由があるのです。
アルミ合金は材料を再利用できるため無駄がありません。しかも材料費もとても安く抑える事ができるのと、軽くて丈夫という特性があります。ダイカスト技術で大量生産ができるので、自動車部品や航空部品などあらゆるところで利用されているのです。
特に自動車部品の場合は軽さが必要になりますが、これは重量が重い車を動かすために必要な燃料が少なくて済むという省エネルギーにも貢献できるからです。
柔らかく加工がしやすいというのもアルミ合金が多く利用されている理由でしょう。
加工技術の進歩のおかげでそれまでは厚肉の製品が多かったのですが、近年では薄肉の精度の高い製品を作る事も可能になりました。
こうした技術のおかげで薄肉だけではなく、複雑な形状の製品の生産もできるようになったため、ダイカストでアルミ合金が多く使われているのです。
さらにアルミ合金の特性として、伸長性に優れせん断面も美しい仕上がりになり、腐食しにくいという特性もダイカストの材料として適しているのですね。
仕上がりが美しいこともあって、その後の処理もとてもしやすいというのも特徴の一つでしょう。
電気を通しやすいため銅に代わって電線として活用されている事もアルミ合金のメリットでしょう。
「強度」「電気を通す」「軽い」「仕上がりが美しい」「加工しやすい」などの理由がアルミニウム合金がダイカストに利用されている理由なのです。

太陽パーツではお急ぎの製品であっても迅速に対応するべく、日々努力をしていますのでダイカストの事でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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