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金属材料にする為に行う「素材加工」ってどんな加工?

2018.06.21 【加工について】

金属加工は昔から使われてきた金属の加工技術です。加工できる金属の種類はとても多く、特殊な金属や樹脂なども加工することができます。
こうした加工技術の進歩によって、私たちの生活は豊かで暮らしやすい世の中になりました。ところでそんな金属加工ですが、加工する金属があってこそ生きる技術でもあります。
設計図通りの製品の製造を行うためには、さまざまな材料(素材)を使うのですが、大きな塊のまま作業をしては効率が悪いだけではなく、切りくずが大量に出てしまったり加工するのに時間がかかってしまいます。
だから製造するサイズにあった金属の塊(素材)を使用する必要があるのです。金属の材料を販売している業者では、大きな塊で素材を保有しています。その大きな素材をお客様の要望通りにカットして納品するのです。
この時の加工は切断加工で、素材のための切り出しの加工を「素材加工」といいます。素材加工は製品の加工を行いやすくするだけではなく、無駄な切りくずを出さないためにも重要な働きを担っているのです。
もちろん加工会社の中には大きな素材を安く手に入れて、お客様からの部品加工の注文を受けてから必要な大きさにカットして使う事も多いです。これも素材加工の一つですね。
素材加工を行うためには「切断加工」を行います。切断加工を行うために使う機械は色々ありますが、旋盤加工で行う事も可能ですしフライス盤を使って加工する事も可能です。
切断だけならコンタと言われる機械でも可能です。ある程度の機械に入る大きさならマシニングセンターでも加工が可能です。レーザー加工で切断加工を行う事もあるでしょう。
材料の販売を行っているところでは、ワイヤーカットといって糸鋸の原理で切断加工を行ったりもします。プレス加工の原理を使ったファインブランキングという方法で切断する事もあります。
すごく薄い砥石で切断するダイシングという方法で素材加工行うと、大量生産のための素材を作る時に時短ができてコスト面でも貢献できると喜ばれています。
他にもプレーナーという長物を加工するための素材加工もよく利用されている技術です。これらの技術の中から最も適している機材を使って素材加工は行われているのです。
少しでも無駄をなくしてコストを抑えて部品の生産を行いたいと思うのならば、ぜひ太陽パーツへお声がけください。迅速で丁寧な対応を行っていますので、なんでも気軽に相談する事ができます。

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