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板金加工で使用される板金材料の種類や特徴 ~後編~

2018.08.30 【板金加工】

今回も前回に引き続き、板金加工で使用される板金材料の種類や特徴についてご説明をさせていただこうと思います。

アルミニウム
この素材は軽くて加工がしやすいという特徴を持っています。リサイクルが簡単という事で、缶ジュースや缶ビールなどの素材としても知られていますね。
とっても軽いのでプレートや灰皿などに加工されます。アルミニウムやアルミニウム合金版には「A1050」「A1100」「A5052」などがあります。
表面処理もしやすく軽くて劣化してほしくない製品の加工に利用されています。
銅・銅合金版
10円玉の素材として知られていますが、特性としては柔らかく酸化しやすい特徴があります。銅は種類によってはサクサク削れたり加工できるものもあります。
ですが粘りがあるタイプの素材もあるのですが、導電性や熱伝導性が高いので、電子機器に利用されたり、電力の供給のための電線として使われたりしていますね。
「C1020」という無酸素銅だったり、「C1100」タプピッチ銅といって加工しやすく退職制や対候性に優れた素材、「C1220」りん脱酸銅という加工性の高い素材も利用されます。
バネ用の「C1720」「C5210」りん青銅や亜鉛を混ぜた「C2600」や「C2680」、サクサクと削れる「C2801」真鍮。「C5191」リン青銅は電気機器用の材料として利用されています。
他にも「C7521」は展延性、耐疲労性や耐食性に優れ、美しい光沢が特徴です。電子機器や計測器のスイッチやコネクタなどに使われている「C7701」なども銅の仲間です。
実は金属だけではなく合成樹脂を使って板金加工を行う事もあります。例えばアクリル樹脂板やポリカーボネイトなどもあります。
全ての樹脂が板金で使われるわけではありませんが、必要に応じて合成樹脂などの加工も行えるのが板金加工の技術の進歩なのです。

太陽パーツでは、様々な板金素材を使って製品の製造を行っています。板金に必要な金型の製造や、板金加工での製品の生産については、お気軽にお尋ねください。

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