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滑らかな表面で処理を短縮できるダイカスト鋳造法

2019.02.05 【ダイカスト】

ダイカストは金型に溶かしたアルミ合金を圧入して、冷やして固めて製品を作る鋳造法の一つであり、金型を使う製造技術の中では随一の品質を誇る加工技術でもあります。

製品はとても美しい仕上がりで、ほぼ完成した形状に部品を作る事ができるので、軽くて丈夫であるがゆえに様々な分野で利用されているのです。
例えば生活用品の部品を生産するのにも利用されていますし、自動車部品にも多く使われています。特に自動車の部品の場合は車体の軽量化にも貢献しています。
なぜこれほどまでにダイカスト鋳造法が利用されるようになったのかというと、仕上がりが美しいので表面処理に時間がかからないのが理由の一つと言えるでしょう。。
例えばバリ取りをするにしても人が手で行うのではなく、バフ掛けをする事によって容易にバリを取り除く事が可能です。さらに金型の精度が高いので表面のざらつきがありません。
金型の性能が上がった事で余計な処理加工を必要としなくなったのです。とは言ってもバリが全くかえらないわけではありません。
そのためにショットブラストなどを上手に活用する事によって、余分なバリや表面の凸凹を効率的に除去する事ができるのです。
薄肉の製品の場合はショットブラストだと変形のリスクがあるので、その場合にはバレル研磨という技術を使ってバリを除去します。
さらにヒートラックの痕も丁寧に短時間で除去する事ができ、塗装を行う時にムラが出ないような処理を行う事も可能です。
バレルやショットブラストにも振動を起こして除去するタイプと、磁気を使ったバレル研磨など用途に合った機械を使って最適な処理を行います。
さらに細かく美しく仕上げるためにはバフ研磨などを行う方が良いでしょう。これらの処理を短時間で行えるので最後に行う塗装までの時間が短縮できるのです。

太陽パーツでは美しい仕上がりのために、丁寧にしかも時間をかけずに表面処理を行う事をしています。短期間で美しい大量の部品を製造する事が可能です。
ダイカスト鋳造法での製品の生産を考えているのであれば、ぜひ太陽パーツへお気軽にご相談ください。

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