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高品質で需要の高まるダイカストが構成されるまでの3要素~2~
2019.06.26
【ダイカスト】
あらるゆる鋳物を作り出すダイカスト。今回も前回に引き続き、ダイカストが構成されるまでの要素についてお話させて頂きます。
金型の基本構の中でも大量に製品の生産を行うために金型の素材は熱間ダイス鋼やSKDなどが使われます。
また、対溶損性や耐摩耗性そして耐ヒートチェック性などが求められます。そのため金型本体も熱処理を行ったり表面処理を行って硬度を高く、耐久性の高い金型の生産が求められます。
特に製品の形状に中空部があったりアンダーカットがある場合には、分割して生産された部品を後で溶接や溶着をしてつかったり、ボルトで固定するなどして使いますが、一体化して作る場合は
分割せず一体で成形する場合には引抜き中子を使って生産していきます。この時使われるのが中子です。中子に使われる素材は再生利用ができるものと溶解除去する事ができる素材なども用いられます。
このようにダイカストは3つの要素によって製品の生産を可能としています。もちろんこれからもさらなる進化が求められるでしょう。
そのためには材料となる金属とダイカストマシンの向上、そして金型の進化も非常に重要になります。
太陽パーツでは金型の長寿命や生産性の向上を目指しております。お客様のご要望に応えるために短納期でより良い製品が提供できるよう努力をしております。ダイカスト製品の生産の事なら何でも気軽にお尋ねください。