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金属の「塑性加工法」の種類 ~2~
2019.12.18
【加工について】
今回も引き続き、金属の「塑性加工法」の種類についてご紹介致します。
さて、物理的に力を加えて加工する方法とは違い、加工したい素材を熱して柔らかくして、ダイスという金型を活用した押出という加工技術もありますが、これも金属の特性を活かした塑性加工の一種です。
加工方法は鍛造とは違い、溶かした金属や柔らかく熱した金属をダイスに圧入し、金型の形状を転写するという技術です。
やはりこちらも同じ製品を大量生産する事ができるので、世界中で利用されている加工技術になります。
金属の塑性加工法は種類ありますが、板金加工の「鍛造」ダイス成形の「押出や引き抜き」圧延機やローラを使った「圧延」プレスや板金などの「曲げ・絞り・せん断」となっています。
近年では精密板金など加工技術が上がっているため、多くの製品の部品の加工にこれら塑性加工の技術が活かされています。
もちろん塑性加工においてはバリやかえりといった問題もありますが、この部分についてもすこしずつ技術が上がり改善されつつあります。
太陽パーツでは塑性加工法をご希望の際に、どのような工法で加工するべきなのかをお客様の身になって考え、より良い製品の加工を心掛けております。
詳しい説明や加工内容についてお尋ねになりたい場合はお気軽にご相談ください。