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アルミ押出しについて
2011.03.22
【アルミ押し出し】
アルミ押出し製品は、押出用地金(ビレット)を加熱(約600度)し、押出機に入れてピストンで圧力をかけ出口の様々なダイス(押出し金型)を通し、トコロテンのように押し出して製造します。どんな複雑な断面のものでも容易に製造出来るのが特徴です。製品ができるまでは、以下のような工程で製作していきます。
<工程① 押し出し>
押出しは、400~500度に加熱したビレットをコンテナに入れ、ダイスの種々の形状の穴から押し出す熱間加工法です。アルミニウムは寸法精度の高い細長い複雑な断面形状の形材製品を一回の押出し加工工程で製造します。
<工程② 表面処理>
表面処理はアルミニウムの美しさを永く保ち耐久性を高めます。本来アルミニウムは耐食性に優れた金属ですが、表面処理を施す事により、表面に強く密着した酸化皮膜を形成し、表面の美しさ、表面の硬さや耐摩耗性が高まると同時に、着色を施す事も出来ます。
<工程③ 切断、加工>
アルマイト処理した製品をお客様のご指定の寸法(6m~20mmまで)に切断し、その後フライス、旋盤、マシンニングセンター等で加工します。
大きく分けてこの3工程を経て、製品となります。
太陽パーツでは顧客の要望に応じ「図面」から素早く作り上げていきますので、どんなニーズにも対応いたします。
- 1個の原理(開発)試作から量産試作加工まで対応します。
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- 当社は、SolidMX、SolidWorksの両方を採用しており お客様からの要望に素早く対応できるよう心掛けております。
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