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ダイガストの歴史
2011.06.17
【ダイカスト】
今回はダイガストの歴史についてご紹介します。
ダイカストの起源は、1838年にアメリカのD.Bruceが手動式の活字鋳造機を発明したことによって生まれました。
日本でのダイカストは、1917年9月に民間会社として、東京・大崎に精密鍛造部門として「東京鍛工所」を、また精密鋳造部門として「ダイカスト合資会社」(田中ダイカスト株式会社の前身)が初めて設立されました。
当時のダイカストはカメラ、蓄音機、ラジオ、扇風機などの小型の民需品が主体でありました。
1935年頃になると、航空機工業の確立に伴って、アルミニウム地金の国産化も急速に進み、航空機の空冷エンジンの部品や自動車用ダイカストなど0.5~1kgの大型ダイカストの生産が行われるようになりました。
現在では、ダイカストの特徴である、高い生産性、優れた寸法精度、美麗で滑らかな鋳肌、機械加工の削減、高い比強度及び量産性などを利用して、自動車関連を中心にOA機器、家電用品、建築用品などの構造部品、機能部品として広く使用されています。
太陽パーツでも、1個の試作から量産試作、加工までもやっていますので、まずはお気軽にご相談ください。