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色んな業界で活用されるダイカスト
アルミでできた製品は?と聞かれたら、一番最初に思い浮かぶのがおそらく1円玉ではありませんか?
1円玉は日本の貨幣の中でもっとも位の小さい硬貨で、とても小さくてとても軽い素材、アルミニウムを使って造られています。
1円玉を実際に使ってみるとわかりますが、非常に軽くて持っているか持っていないかもわかりにくいほどの軽さ、そしてとても傷つきやすそうに感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに強度に関してはそれほど強いとは言い難いですが、アルミは貨幣だけではなく様々な業界で活躍している金属でもあります。中でも最適な加工方法として知られているのがアルミダイカストです。
アルミダイカストとは金型に溶かしたアルミ合金を射出し、冷やして固めるという加工技術ですが、継ぎ目のない製品をつくる事ができて、部品の大量生産を行うのにも適しています。
アルミは非常に軽い金属で、かつ非常に丈夫で仕上がりの美しさもとても良いという特徴があります。
丈夫さと軽さは自動車部品や介護用品などに特に必要な特徴です。
介護用品の中でも軽かったら良いのにと思うものに、車いすというものがありますけれど、車いすというのは軽そうに感じるけれど、意外と重量があるものなので、病院への移動をする場合などに軽いことが望ましいのです。
アルミなら鉄やステンレスで造られたものよりも軽いので、介護する方の事を考えたらアルミダイカストで部品の生産を行う方がメリットが高いのです。
ダイカストは表面の粗さも均一で美しい仕上がりになるので、日用品やインテリア関係の製品の生産に向いていますし、軽くて熱伝導が良いのでフライパンな鍋などのキッチンツールなどにも多く利用されています。
こうした分野とはまた違って、趣味の分野でもアルミダイカストが使われています。それはプラモデルやモデルガンなどの玩具です。
サバイバルゲームなどで使われる銃も軽くて丈夫なので、多くのサバイバルゲーム好きの方に利用されています。
一方でプラモデルも最近ではダイカストを使った製品が増えてきました。本物そっくりのプラモデルが作れるという事で、とても人気が高いですね。
ご紹介した製品にもアルミダイカスト技術が使われていますが、実は自動車エンジンやバイクのエンジンなどにも利用されています。
このように数多くの製品の生産に携わっているのがアルミダイカスト技術なのです。
太陽パーツではこれまでにも様々な製品をダイカスト技術で生産してきました。
今後ダイカストで製品の生産を検討されているのであれば、ぜひ太陽パーツへお気軽にご相談ください。