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切削加工の種類
2011.04.18
【切削加工】
前回切削加工についてご紹介いたしましたが、切削加工は切削工具類を用いて対象物を切り削る加工方法です。
今回は切削加工の種類についてご紹介いたします。
切削についてですが、大きく分けて【1】旋盤加工、【2】フライス加工の二つについて説明致します。
【1】旋盤加工
旋盤加工は、旋盤とは、円柱状の材料を回して、それにバイトと呼ばれる刃を当てて材料を削っていきます。
旋盤加工は機械加工で最もよく使われる工作機械の一つです。
旋盤とは材料を回転させ刃物を固定して加工するものです、そのため、旋盤工は材料を回転させ切断加工を行うため、断面形状が円になるもの(回転体)の加工が主となり、軸、軸受け、ネジ、等の円形機械部品を作ることができます。
次に、【2】フライス加工
フライスとは加工物の表面や溝を削る工具で、平面加工をするときに使う代表的な工作機械です。工作物を回転させる旋盤とは違い、刃物を回転させながら、工作物を取り付けたテーブルを移動させて切削していきます。
フライス加工は、材料を固定し、刃物を回転して加工するもので、これを一般的にフライス盤といいます。
旋盤とは逆に、フライス盤は刃物が回転するため、刃物の動かし方次第でどんな形状も加工することができます。
最近ではこの旋盤加工とフライス加工を同じく行う複合加工機の機械なども出てきており、
1台でお客様のご要望にあわせた複雑な加工が可能になってきています。