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機械加工でよく使用されるドリルでの加工

2017.12.01 【加工について】

機械加工を行う時に最も多く使用されるツールが「ドリル」です。ドリルは金属に穴をあける事ができるツールで、さまざまな機械に取り付けて使う事ができる共有ツールとしても有名です。
穴あけ加工に使用されるドリルの種類は非常に多く、特に太さに関しては針より細いドリルもあるくらいなので、太さによっては使い捨てするものもあるかもしれません。
ドリルを装着して加工する機械の種類としては、ボール盤、ペンチレス、旋盤、フライス、ご家庭でも使われている電動ドリルなどでも使われていますね。
また、ドリルにもいろいろなタイプのものがあります。例えば一般的なドリルにもテーパードリルもあれば並行ドリルもあります。テーパードリルは汎用の加工機械で使われる事が多いですね。

穴あけツールとしてはドリルだけではなく、リーマやエンドミルにタップといったものがあります。これらのツールを使うためには先にドリルで穴を空けなくてはなりません。
ドリルでの穴あけ加工を行う時には、熱で金属が溶けてしまわないように切削油もしくはグリスなどを使って穴あけを行います。もちろん金属によって回転数や切削速度を変える必要もあります。
ちなみにドリルを使った加工を行った場合、穴あけをした個数によってはドリルの切れ味が落ちてしまう事もしばしばありますので、その場合にはドリルを研いで使う必要があります。
一般的にはドリルを研ぐ専用の機械がありますので、そこで自分の手で研いでいく事が多いでしょう。これが技術者の素晴らしいところですね。もちろん大量に用意しておいてまとめて研ぐケースもあります。
ドリルを研ぐ事は非常に難しく、先端の角度が120度でなくてはならないとか、切粉が逃げる逃げを作っておかなくてはならないとか、中心をそれてはいけないなど様々な注意点があります。
簡単に使っていますがドリルというのは非常に精度の高いツールだという事が研いでみればわかります。もうわかると思いますがドリルをいちいち研いでいては生産性が落ちてしまいます。
そこで必要になるのが経験と技術です。穴あけ加工を行う時の切削条件をしっかりと行う事によって、ツールの持ちが変わってきてしまうのです。こうした細かい技術も金属加工では必要なのです。

太陽パーツではドリルをはじめとしたツールの寿命を考えた切削を行っています。だから早くて美しい製品を作り出す事が可能なのです。
製品の加工についてのご質問や疑問などがありましたら、いつでも太陽パーツへご相談ください。

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