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旋盤加工で加工可能な形状とは? ~その1~

2018.11.01 【旋盤加工】

多くの男性は旋盤加工という加工技術の事をご存知でしょう。高校で工業機械を学ぶ時によく使われるのが汎用旋盤だったりするからです。
もちろん現在の高校の授業で旋盤加工を行うかどうかは定かではありませんが、30代半ば以上の方や工業系の学校へ行かれた方は、ご存知の製造技術だと言えるでしょう。

ところで旋盤加工は現在でも世界中で利用されている加工技術ですが、加工できる形状について詳しくご存知でしょうか?今回は旋盤加工でどんな形状に加工できるのかをご紹介いたします。
旋盤加工の機械的な特徴としてはチャックに材料をチャッキングして、高速回転させて工具(チップやバイト)を当てて削っていきます。
端面、外径、内径、穴あけ、突っ切りなどの加工が可能ですが、加工や形状は以下の通りです。

【外丸削り(外径切削)】
材料の外側の部分にチップやバイトをあてて必要な寸法まで削り落としていく作業です。
形状としては筒状の形状に加工します。缶詰や茶筒などを想像していただくとわかりやすいでしょう。

【中ぐり(内径)】
まずはドリルで穴あけをします。ドリルで開けた穴を内径用チップやバイトなどを使って徐々に切削していく加工方法です。
切削する穴が小さい時には細目のバイトを使って削っていきますが、穴が広い場合には徐々に太いバイトを使って加工していく事になるでしょう。
肉厚が薄くなればなるほど、長さがあればあるほど加工は難しく技術や長年のかんが必要になります。形状としては筒のような形状になります。

【突っ切り】
突っ切りバイトなどを使って必要な長さに切断していきます。突っ切りバイトで切断した断面は電池のプラスの部分に似ていますね。
多くの場合はそのあとで裏面を丁寧に切削して仕上げ加工を行います。

今回は外丸削り(外径切削)、中ぐり(内径)、突っ切りについてお話させていただきました。

次回も引き続き、旋盤加工で加工可能な形状についてご紹介させて頂きます。
製品製造のことでお悩みをお持ちの方は、一度太陽パーツまでお気軽にご相談ください。

 

 

 

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