昨今、部品の小型化・軽量化要望が強まっています。
ビス・ボルトにより部品同士を締結する場合、締結箇所を余分に設ける必要があり部品サイズが大きくなる傾向があります。
また、ビス・ボルトを取り付けるため、その分部品重量は重くなります。
ダイカストは、ビス・ボルトを用いず一体物として成型しますので、これらの問題を回避し、小型化・軽量化を実現できます。
また、ビス・ボルトを使用した場合、部品落下リスクが発生しますが、ダイカストではこのリスクを回避できるため、品質向上にもつながります。
形状や寸法によっては、全部品を一体物として成型することが難しい場合もありますが、ご相談頂きましたら最適な工法・工程を提案させて頂きますので、お気軽にご相談ください。

ダイカスト鋳造の大きな特徴として、生産効率が高い点が挙げられます。
ビスやボルトによる組立と比較した場合に生産サイクルが短いため、製造リードタイムの大幅短縮が可能となります。
しかし、ダイカストでは段取り替えに時間がかかり、多品種小ロット生産では量産性が高められないという問題がありました。
ダイカストカセットシステムでは、材料変更がない場合はキャビティのみの変更で段取り替えがすみますので、多品種小ロット生産でもリードタイムの短縮を実現できます。

段取り替え時間を、従来ダイカストより1/2に短縮！
段多品種生産でも、ビス・ボルトによる複合品からの工法変換を実現できます！

ダイカストカセットシステムは、上述の通り、段取り替え時間を短縮できる特許製法です。
多品種小ロット生産において、当社のダイカスト製法は何より強みを発揮します。

従来ダイカストとカセットシステムを比較！ 金型交換時間

金型交換時間を1/2に短縮できるため、
多品種小ロット生産におけるダイカスト鋳造が可能となります！

上記段取り時間、生産時間は参考になります。仕様、製品サイズによりこららの時間は異なります。