表彰・制度を知る

太陽パーツにはユニークな表彰がいくつかあります。
その中でも「大失敗賞」というかなり変わった賞も。
この賞は失敗して落ち込んでいる社員を励ますために
創業者が考えたもので、伝統として今でも続いています。
こんな賞があるからか、風通しの良いポジティブな環境です。

評価基準が「失敗したから減点」ではなく
「失敗するまで頑張った・積極的に行動したことが素晴らしい」と
結果だけでなく過程や取り組み方を評価します。

個人部門賞

団体部門賞

大失敗賞

果敢にチャレンジして、結果として失敗に終わったが、会社に多大なノウハウを残した個人・団体にそれぞれ表彰されます。

〜 大失敗賞創設の経緯〜

創設は約20年ほど前になります。
最初の大失敗は社員のアイデアを生かして、自社ブランド品を開発した時でした。

開発したのは、車載用の芳香剤やハンドルカバーなどのカーアクセサリー。
飛ぶように売れたが半年後、5,000万円分の返品がありびっくり。
この失敗をどう活かせばいいか、暗いムードをどう立て直せばいいのか。
又、再度社員にへこたれずチャレンジしてもらうにはどうしたらいいか悩みました。


そこで設けたのが大失敗賞でした。
「誰も失敗したくてしているわけではない。」
「ここで叱ってしまえば、誰もチャレンジしなくなるだろう。」
「ならば、会社は失敗を乗り越えたノウハウを得たと考えればいい。」
そうして、大失敗賞が生まれました。

当時社長であった城岡陽志(現・会長)がこの賞に込めたメッセージは、
果敢にチャレンジした結果であれば、失敗してもいい。
沈んだ気持ちは金一封が添えられる大失敗賞でチャラにし、前へ進んで欲しい。
表彰後、失敗した社員も職場のムードも、一気に明るくなったそうです。

その後、その社員は上海工場の立ち上げを成功させ、今では会社の役員に。会社も売り上げが5倍にまで増えました。

社長も工場の設備投資に失敗し、大失敗賞をもらっていますが、今では出世の登竜門だと社員にチャレンジ精神が浸透しています。

「当然チャレンジすることは、失敗するのは当たり前なんですね。失敗しても褒めてやる。またチャレンジするそのモチベーションをあげていく。その方が一番重要だと思います(城岡正・談)」

社長賞

大きなテーマにチャレンジして、多大な成果を出した個人・団体それぞれに表彰されます。

新人王

2021年から新設された表彰で、「入社3年目以内」の社員で大きなテーマにチャレンジし、成果を残した個人に表彰されます。

その他にも...

優秀賞、努力賞、「はい、喜んで」大賞、挨拶優秀賞、縁の下の力持ち賞など
様々な表彰があります。