最適工法選定サービス
ロストワックス鋳造.comを運営する太陽パーツは、ロストワックスメーカーであるとともに、ダイカストメーカー、そして部品商社としても活動しており、多様な工法を熟知しています。
そのため、ロストワックスに限らず、お客様の課題を解決する、最適な工法提案が可能です。
まずは当社に御要望や課題をお聞かせください。
ヒヤリングを通して、皆様が持つ潜在的な課題も見つけ出し、最適な工法提案を行うことをお約束します。

ロストワックスと他工法
ロストワックスは、高精度・高品質が実現できる優れた工法ですが、ご要望によっては他工法が最適な場合も多くあります。
ダイカスト、砂型鋳造、鍛造の3工法とロストワックスをいくつかの点で比較します。
製 法 | 金型代 | 単 価 | 型製作 納期 |
鋳造納期 | 面粗度 | 形 状 | 量産性 | 材 質 | 鋳 巣 | 強 度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロストワックス | ○ | ○ | ○ | ▲ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
ダイカスト | ▲ | ◎ | ▲ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ▲ | ▲ | ▲ |
砂型鋳造 | ◎ | ▲ | ◎ | ○ | ▲ | ▲ | ▲ | ○ | ○ | ○ |
鍛造 | ○ | ▲ | ▲ | ◎ | ▲ | ▲ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
ロストワックスだけでなく
お客様の課題を解決する最適工法
を提案します
ロストワックス鋳造.comを運営する太陽パーツは以下の加工方法を熟知しています。
ロストワックス鋳造にてご相談頂いた場合であっても、
最適工法が他にあると判断できれば他工法のご提案もさせて頂きます。
各工法で解決できる課題
ロストワックス

ロストワックス鋳造とは、精密鋳造法の一種です。
複雑形状の成形が可能であり、寸法精度が高く、表面粗さが滑らかな製品を製造できます。
複数部品の一体化など、工法変換によりコストダウンを実現できる可能性を持つ製法となります。
一方で、ロストワックス型の製造に時間がかかることもあり、短納期対応が難しいという点がデメリットとなります。
当社では、ラピットプロトタイピング技術の活用など、製造リードタイムの短縮を実現できる提案を行うことが可能です。
ロストワックスで解決
- CT5~7、高い寸法精度で製作可能
- アンダーカット形状、複雑形状の部品を製作できる
- ステンレス等、非鉄合金以外の多様な材質で一体化成形を行うことが可能
- □500mm程度の大物品を製造できる
- 複数部品の一体化成形が行いやすく、高精度なため、寸法精度によっては後加工レスを実現できる
ダイカスト

ダイカストとは、ダイカストマシンを用いて、金型に溶湯を高速かつ高圧で注入し、意図された形状に成形する鋳造方法です。
量産性が高く、他工法と比較して鋳造のサイクルタイムが早い点や、高精度での成形が可能な点がメリットとなります。
一方で、金型費用が必要となり初期コストが高くなること、金型製造にリードタイムがかかることがデメリットとなります。
当社では、ダイカスト特許製法を用いたダイカスト鋳造が可能であり、初期コストを1/2に抑えたうえで、小ロットから中ロットの生産が可能となります。
ダイカストで解決
- 1000個/ロット以上の量産品を低コストで製作できる
- 量産品の製造リードタイムを短くできる
- 高精度な鋳造であり、寸法精度によっては後加工レスを実現できる
- 当社独自のダイカスト特許製法(カセットシステム)を活用し、初期コストを抑えた小ロット生産も実現
砂型鋳造

砂型鋳造とは、砂を材料とした型を用いて、その中に溶湯を流し込み、意図した形状に成形する鋳造方法です。
鋳造法の中で、鋳型がもっとも安価であり、初期コストを低減できるため、試作品や小ロット生産に向く工法となります。
また、砂型の製造リードタイムが他工法と比較すると短く、短納期に対応がしやすい点も特徴となります。
一方で、寸法精度や鋳肌が、ロストワックスやダイカストより劣る点がデメリットになります。
砂型鋳造で解決
- 試作品など、小ロット生産で、複数部品の一体化成形が可能
- 鋳型にかかるコストを抑えて、鋳造ができる
- 試作段階で短納期対応がしやすい
- 1000mmを超える、大型製品の鋳造が可能
- 非鉄合金だけではなく、多様な材質で鋳造が可能
切削加工

切削加工とは、工具により素材を削り、意図した形状に成形する加工法です。
一般的には、マシニングセンタやNC旋盤等の工作機械を用います。
鋳物の後加工にも用いられます。
高精度加工が可能であり、複雑形状の成形が可能です。
また、金型をはじめとした型が不要で、仕様にもよりますが、試作・小ロットであれば最も安価に製造できる加工法となります。
一方で、ブロックから削りだすため、製造リードタイムが長くなる点がデメリットとなります。
切削加工で解決
- 1個の試作品を、初期コストを抑えたうえで生産できる
- 複雑形状の加工が可能で設計の自由度が高い
- 1μ以下の高精度加工が可能
- 1000mm以上の大物製品の高精度加工が可能
まずは当社に御相談ください!
最適工法を提案いたします
ロストワックス鋳造.comを運営する太陽パーツは、前述のとおり、多様な工法を熟知し、様々な企業の部品サプライヤーとして選ばれ続けています。
ロストワックスは優れた工法ですが、他工法が最適な場合も多くあります。
当社は、工法を制限せず、お客様の課題・要望に沿って最適な提案を行うことが可能であり、また、設計・加工・製造・品質検査までを一貫して対応することも可能です。まずはお気軽にご相談ください。

