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【プレス加工】穴あけ加工のポイント
2012.12.17
【プレス加工/加工について】
穴あけ加工はプレス加工の中でも、せん断加工でも典型的な加工のひとつです。
せん断加工における穴あけ加工には、パンチが使われます。
パンチを使いブランク板から目的形状の穴になるように打ち抜きます。これは打ち抜き加工にも持ち言われる手法です。
そこで穴あけ加工や打ち抜き加工を行う際には必ず生じる問題があります。
それが『バリ』という鋭い金属片です。このバリは穴あけ加工・打ち抜き加工などのせん断加工においては不可避的に発生します。
プレス加工の際にはバリの後に影響を与えたり、ケガのもとになることがあるため、「バリ取り」という作業も行われます。
そのため、穴あけ加工や打ち抜き加工では気を付けなければいけないポイントがあります。
まず始めの一次穴あけ・打ち抜き加工を行った場合には、まずバリが上方向にできます。
さらに、同じ金属板に二次加工の後の金属板を裏表を反転させる必要があります。もし一次穴あけ・打ち抜き加工を施した板金を続けて、二次加工に移ると板金の裏表の両面にバリが存在することになります。
つまり、穴あけ・打ち抜き加工に置いてはバリを片面に集めるといった工夫が必要になるところがポイントです。
太陽パーツでは、このような機械加工のポイントをいくつも踏まえて皆様の製品をお届けしております。
プレス加工、せん断加工などにご希望の加工を施し、皆様のご希望の品を製造いたします。
詳しくは太陽パーツまでお気軽にご相談ください。