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圧縮成形法の鍛造について~回転鍛造~

2013.05.15 【機械加工】

ねじを成形する際の加工としても鍛造加工が利用されています。
それには前回までご紹介しました自由鍛造、型鍛造ではなく、回転鍛造が利用されています。

本日は回転鍛造について簡単にご紹介いたします。

▼回転鍛造
回転鍛造は常温で加工を行う冷間鍛造を行います。
加工法は、その名の通りに金属素材もしくは工具を回転させることで成形します。

回転鍛造で形状を変形ると同時に硬度や強度を増加させて成形することができます。
また、回転鍛造にも次のようにいくつか種類があります。

●スピニング加工・・・金属素材と工具を回転させながら行う加工。
●リングローリング・・・輪状の部品を成形するための加工。
●転造(スレッディング)・・・ネジ等を成形するための加工
●ロータリースエージング・・・金属素材を回転させながら工具で叩いて成形する加工。

中でもネジを鍛造にて製造する際には転造が用いられます。
転造には2種類の加工法があります。ひとつは、平らな2枚の工具を利用する平ダイスねじ転造です。もうひとつは小さな円柱と中空の大きな円筒を利用するロータリープラネタリウム転造です。

どちらも工具自体に、ネジ形状の溝をつけて工具の間に挟んで転造するという仕組みになります。

太陽パーツでは鍛造加工をはじめ、プレス加工、切削加工、板金加工、またアルミ押出やダイカストなど機械加工から成形技術まで、あらゆる製法に精通し、お客様の製品製造をサポートしております。

製品づくりで製法、コスト、納期などどのようなことでもお悩みの点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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