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プレス加工の方法とその違いについて
2013.08.27
【プレス加工】
今回は、プレス加工の種類について概観してみましょう。
どんな製品を加工するかによりますが、プレス加工は一度に抜ける量が決まっているため、何度かに分けて、加工を施す場合があります。
順送型といわれるプレス加工法は、文字通り穴を抜き、次に外形を抜き、この作業を連続して抜いていく方法です。
また、コンパウンド型といわれるプレス加工法は穴と外形を同時に抜くことができます。この方法では金型の高い精度が要求されます。順送型と比べて、難しいプレス加工方法です。
それ以外にもトムソン型といわれるプレス加工法があり、このプレス加工ではフィルムなど、やわらかものを主に型抜きします。
例えば、ポリエステルガラスマット、メラミン、エポキシガラス、ユニレート、ファイバー、ポリエステルフィルムなどです。この材料の対象がやわらかいため、大がかりな設備を必要としないため、安価な加工法です。
この方法では一度に同じ製品を何個も抜く多数個取りが容易で、さらに曲げ加工もできるため、金属プレス加工に比べ、コストの消費を抑えることができます。
プレス加工は材料の種類、鋼の炭素含有量、樹脂材の硬度、非鉄材料の含有量など多くの要素によって、プレス加工の精度や、仕上がりが左右されるため、金型や材料の選定には入念な調査が必要です。
製品の材料選定から加工まで、太陽パーツではお客様が喜んでいただけるように、サポートいたします。
プレス加工をお考えの方は、ぜひ一度太陽パーツまでご相談ください。