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安全対策が必要不可欠なプレス加工
2013.10.22
【プレス加工】
プレス加工を行う際には専用のプレス加工機を用います。
プレス加工機は金属などの加工したい材料を金型の間に挟み込み、上下に動き、強い圧力をかけます。
上下動にスライドさせる方法としては2種類あり、1つは機械式と呼ばれているものであり、2つめは油圧式と呼ばれているものがあります。
機械式はモーターの回転運動をコネクティングドット等を用いて往復運動に変える方法であり、油圧式は油に圧力をかけてスライド動作をさせる方法です。
そして、金型表面に金属を押し付けることによって金型と同じ形状の製品を作り出す機械になります。
したがって、プレス加工機は同じ形状のものを非常に早く、かつ大量に製造することができます。
プレス加工機は、上記のとおり非常に強い圧力をかけて金型と同じ形状の製品を製造するため、それだけ危険もともなう機械ともいえます。
例えば、金型などに身体の一部が挟まれてそのままプレスされてしまうといった労働災害の報告も少なからずあったり、金型に挟み込み金属の破片が飛んで身体にあたったという事例もあります。
また、プレス加工機による事故はその多くが重傷を伴っているため、プレス加工機を使う場合には非常に注意しなければいけません。
そのため、安全対策には非常に気を付けています。
安全対策を怠ってしまうと事故の発生につながってしまい、従業員のケガやそれによる工場稼働率の低下を招いてしまうことから、安全対策措置を採ることは非常に重要なことです。