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【プレス加工】型抜きプレスとタレパンのメリット・デメリットについて
2013.11.06
【プレス加工】
プレス加工の中でも、原始的な型抜きプレスとコンピュータ制御のタレットパンチプレス(通称タレパンと呼ばれる)があり、双方に有利な点と不利な点があります。
原始的なプレスマシンは比較的肉厚の平板を型抜きできますが、実際の型抜き以外はすべて手作業であるため作業スピードが遅く、人件費がかかります。また、作業に危険が伴い、リスクが高いという点もありますし、作業者によって製品の仕上がりに優劣が出てしまうという難点があります。
一方で、タレットパンチプレスはNC制御であるため、操作者による製品の仕上がり優劣は一定です。また、自動で制御されるため、一度プログラムを組んでおけば、24時間製品加工することができます。
そのため、タレットパンチプレスは人件費の削減に大いに寄与しています。
一度に大量に、さらに、原始的なプレスマシンとは比べ物にならないスピードで型抜きができる反面、タレットパンチプレスは肉厚の平板を打ち抜くことが苦手です。
そのため、比較的薄い平板を用いてどれだけ製品強度を上げるかが、設計段階での課題となります。
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