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ダイクエンチとというプレス加工法について

プレス加工の中でも近年特に注目されている特殊加工が、ダイクエンチです。
名前の由来はダイ=型、クエンチ=焼き入れという二つの言葉からの造語になります。
その名の通り、型抜きを行うと同時に焼き入れを行い、素材性能を向上させるという画期的なプレス加工法です。

ダイクエンチは、もともと海外で開発されたプレス加工法ではありますが、日本国内でも適用が進み、自動車ドアの側面衝突安全対策部品などに応用されています。
ホットスタンプ、ホットプレスといった分かりやすい呼び名で呼ばれることのありますが、ダイクエンチというプレス加工法は、加熱した鋼板を金型でプレス加工し、金型と鋼板の接触による冷却を利用して焼き入れを行います。

オーステナイト領域(加熱による組織変化をさせる)まで加熱した鋼板をプレス加工により、マルテンサイト変態させます。マルテンサイト変態した材料は極めて強い強度が得られます。
このプレス加工法は加工とマルテンサイト変態を同時に行うため、成形することによって生じる残留応力の発生が小さいという利点があります。
その代わりに、一度加工してしまうと、靭性のない、マルテンサイト変態後の金属は追加の曲げ加工などの塑性加工を嫌うという難点があります。

海外ではフォルクスワーゲンなどの自動車メーカーが積極的にこのプレス加工法を取り入れています。

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