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誤解されやすい板金加工の実質
2014.04.09
【板金加工】
板金加工というと、実際に何をしているのかを理解しにくいところがあるのではないでしょうか?
板金加工として誤解されやすいのが、車の板金やプレス加工です。
実は平板を使うというところは同じなのですが、簡単に言うと板を様々な工程で加工することが板金加工になります。
例えば、穴抜き、切断、溶接、ブレーキ、仕上げなどが板金加工にあたります。
プレス加工と違い、金型を使い同じ加工を何度も施すというものではありません。
穴抜きは一般にボール盤という機械が用いられます。工具を回転させ、固定された平板に穴を開けます。
切断はノコを使うこともあれば、シャーリングを使うこともあります。
シャーリングは刃が大きく、経験のあるオペレーターでないと危険な場合があります。ただ、加工時間が圧倒的に短いという点ではシャーリングのほうが、効率が良いでしょう。
ブレーキ加工は上下の金型で、平板を挟み込み、平板を金型の形に曲げ加工するというものです。仕上げというのは面取りやバリ取りなどを意味し、これらすべてを指して板金加工と呼ばれます。
溶接はアーク溶接、ガス溶接などがあります。
ガス溶接は資格が必要というのは比較的有名な話です。中でも溶接加工は最近自動化を取り入れていることも多く、溶接ロボットをプログラムで動かし、一定の部位を溶接します。
製品品質が一定に保てるというのが自動化のメリットです。
太陽パーツでは、板金加工にも対応しております。
板金加工を含めた金属加工、その他の製造法など、ご検討されている方は、ぜひ一度太陽パーツまでお気軽にご相談ください。