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タップ加工・ネジ穴加工について

2015.05.18 【板金加工】

部品の組立を行なう時に他の部品と組み合わせるために、ネジなどを使って連結をしたりします。

機械加工では部品を作る時にネジの加工も当然行なう事になります。
例えば板金加工で部品を製造する時のタップ加工やネジ穴加工については、どのような加工をする事が多いのか、その加工法と特徴についてを簡単にご紹介しましょう。

板金加工におけるタップ加工やネジ穴加工の場合、通常はネジ加工用の穴加工を行ない、穴を開けてからタップを切るドリル、または転造タップを使ってねじ山を作っていきます。

タップ加工をする時のドリルにはネジ切りをしていくタイプと、転造をするタイプとに分けられますが、どちらにもメリット・デメリットはあると言われています。
例えば、切りながらねじ山を作る加工の場合、当然ですが切り粉が出るため柔らかい素材の場合は、切り粉で傷がつかないようにする必要があります。

また転造タップの場合は、切るのではなくネジの形を付ける加工のため、機械にかなりのパワーがなくてはなりません。
転造をすると上下の部分に盛り上がりが出てしまうため、ネジ穴加工をする前に皿もみなどをしておく必要があります。

注意したいのはタップ加工やネジ穴加工をした後に処理をする時です。
処理をすると穴が小さくなってしまう事があるため、仕上がり寸法よりも大きめに作るなどをしなくてはなりません。

特にタップ加工やネジ穴加工をした後というのは、どうしても大きめに作っても小さくなってしまいやすいので、小さくならないような加工をする必要があるのです。

太陽パーツでは、タップ加工・ネジ穴加工を含めた板金加工に対応しております。
その他、多種多様な加工法を元に、お客様の製品づくりに最適で、メリットのある方法をご提案しております。製品づくりの際にはぜひお気軽に太陽パーツまでご相談ください。

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