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進化を遂げ続けるNC旋盤の種類について
2016.05.06
【NC加工】
製品をプログラム通りに作ってくれるNC旋盤ですが、作成する製品や企業によってさまざまな種類の機械があります。
例えば形状でいえば、タレット式のNC旋盤と櫛歯型の旋盤もあります。
さら歯車などを造るための専用のNC旋盤の、車輪旋盤なども製造されています。
タレット式のNC旋盤は、タレットという回転する装置がついており、この装置にバイトやドリルといった工具を取り付ける事ができるのです。
そしてこれが加工プログラムに呼び出されてドラムが回転し、あらかじめ設定されている刃物がプログラムに沿って加工をしていくという事になります。
櫛歯型というのは、前後左右に動くテーブルがあり、そのテーブルの上に刃物を装着し、やはりプログラムによってあらかじめ設定した刃物や工具で削っていく機械です。
巨大な製品を加工するNC旋盤もあれば、小さな製品を加工するためだけのNC旋盤などもあり、数多くの機械の種類が活躍しています。
タレット式のNC旋盤が登場してからは、飛躍的に機械加工の幅が広がりました。
加工する時間の短縮ができますし、さらに加工精度もかなり高いのも事実です。そのため日本だけではなく世界中でNC旋盤は使われています。
これまでNC旋盤は飛躍的な進化を遂げてきましたが、これまでの進化にとどまらずこれからも必要に応じて、さまざまな加工ができるように発展していく分野なのです。
また太陽パーツでは、お客様の作りたい製品づくりをサポートしております。
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