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板金加工を用途・目的別に大別すると?

2017.06.28 【板金加工】

様々な部品を作り出す機械加工。その中で板金加工に注目してみましょう!
板金加工といえばやっぱり自動車というイメージが強いですが、確かに板金加工にはいろいろな加工技術があり、それぞれ用途に応じて技法を変えているものです。
つまり板金加工というのは目的別に加工方法を変える事ができるほど、加工方法があるという事になるわけですね。
そこで用途や目的別に大別してみる事にしました。

まず板金加工を大別すると、大きく分けると3つの用途・目的で分ける事ができます。
まず一つが「自動車板金」、これがいわゆる自動車と板金がつながっている部分で、主に自動車についてしまった傷やへこみといったものを、内側からたたいて修復するという技術です。
丁寧に内側からたたいてあらかたのへこみや傷をたたき出してから、ペンキをはがして錆止めを塗って、パテなどで細かなへこみを埋めて仕上げます。
上から塗装をすればほとんど修復した事はわからなくなってしまいます。まさに職人芸という感じですね。
二つめが「建築板金」というもので、建物の外装を取り付ける時に使う技術です。主に雨どいとか屋根部分、そして外壁の施工の時に使われます。
そして最後に残るのが工作機械を使って部品を製造する「機械板金」と言われている技術です。
機械板金というのは私たちが普段の生活に使っている多くの製品に使われている技術で、金属の板をカットしたり穴を開けたりタップを立てたりといった加工を施します。
中でも精密板金と言われている技術は、様々な加工を施す事ができるのと、寸法精度の高い製品を作り出す事ができるので、世界中で活用されている加工技術なのです。
加工できる金属板は鉄、ステンレス、銅、真鍮、アルミその他にも数多くの素材を加工する事ができます。
また、板金加工ではエッチングといった技術を使う事もできますので、かなり細かな加工を施す事が可能となります。
さらに展開図に従って切断する事もできるので、切断したらそのまま山折り谷折りをして溶接をして製品を作る事も可能です。
溶接がしやすいというメリットがあり、表面処理などもしやすいというメリットがあるので、いろいろな加工方法を組み合わせて完成品を作り出す事も可能なのです。
このように板金加工と言っても大きく分けると3つあり、それぞれが用途別、目的別に活用されているのです。

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