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板金加工で使用する板金素材の種類について【前編】
板金加工でできる加工というと、自動車の修理というイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、現在日本で行われている板金加工は、さまざまな分野で広く利用されています。
今回はそんな板金加工で使用されている金属の種類をご紹介いたします。
板金加工に使われている金属は、大きくわけると二つに分ける事ができます。
一つ目は「鉄鋼」と言われる金属です。
鉄やステンレス、そして亜鉛鉄板などがこれに含まれます。
二つ目は鉄鋼以外の「非鉄金属・非金属」などです。
銅やアルミニウムにアルミ合金、そして銅合金版に合成樹脂に繊維材料板などがこれにあたります。
ではここからは、それぞれの金属の特徴について説明していきます。
<鉄鋼板・材>
鉄鋼板や鉄鋼材は、もっとも板金加工で利用されている金属です。
どのような部品にも利用する事ができる加工しやすい金属板で、比較的加工がしやすいというメリットがあります。
また、コストが安いというメリットもあります。
しかし、酸化しやすいという特性も持っているので、さびないように処理をする必要があります。
<ステンレス鋼板>
ステンレス鋼板は、もともとは鉄です。
低酸素鋼にクロムもしくはクロムとニッケルを加えたもので、鋼鉄に比べると腐食しにくく耐久性が高いのが特徴です。
さらに表面がとてもきれいという特徴もあります。
さびにくいという特性を持っているため、水回りの製品などに利用される事が多いでしょう。
食器やシンクなどに使われる事が多いので、板金加工で製品の製造をする事がとても多いです。
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