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プレス加工はデザインの自由さが強み!
薄肉の製品を大量に生産したい。そんな時に非常に優れた効果を発揮するのがプレス加工です。
プレス加工は多くの金属の加工に適しています。鉄はもちろんの事、マグネシウムやアルミ、銅やチタンにステンレスと広く使われている金属はほとんど加工が可能です。加工は切削をするわけではなく、加工に必要なのは金型です。金型は生産したい部品の形状を作るために必要なもので、非常に重要な役割を担っています。金型の精度が高ければ高いほど部品の寸法精度も高く、しかも大量生産が可能なので一つ当たりのコストを非常に安く抑える事も可能なのです。加工に使用する金型の技術も向上しています。しかも自由度が高く複雑な形状にも加工が可能です。つまりそれだけプレス加工はデザインに自由があるという事になります。
どんな加工ができるのかですが、せん断加工といって切断する加工の事です。穴あけや機械などのフレーム部分の抜き出しなどを行うのに適しています。曲げ加工という加工も可能です。曲げ加工はL字に曲げたりU字に曲げたりカーブを付けるためのカール曲げやヘミングといった加工を行います。ほかには絞り加工といった加工が可能です。絞り加工は金属の材料を引っ張って金型の形状を転写する加工で、カップやお鍋などの加工などに使われています。これらの加工技術を組み合わせる事でより複雑な製品の生産を可能にします。
もちろんデザインの自由度があると言っても、加工できる金属板の厚みに制限があるなどの制限があるのは事実です。加工できるかどうかについては随時尋ねると良いでしょう。太陽パーツではプレス加工の金型の生産、部品の加工を行っています。プレス加工で製品の生産を検討しているのなら、ぜひ一度太陽パーツへご相談ください。