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製品紹介
2020.11.04
今回は、医療機器メーカーさんから頂いた介護ベットの柵についてご紹介いたします。
元々、お客様の方が中国の業者さん製造していたのですが、品質がどうしても安定することが出来ず、溶接の際に歪が出てしまうことからご相談を受けました。
介護ベットは、要介護者の方が使用されることもあり、柵の間に頭などを挟まないように、寸法管理が非常に重要となって来ます。
そういった部分も自社の設計者と十分に相談して、設計を行いました。
また、太陽パーツでは、溶接の自動化も対応している工場を所有しているため、半自動溶接機を使って生産することにしました。
通常、介護用ベットの柵などは、両面溶接することが必要となります。
そのため今回は、ジグを使って「ワンチャック」一回掴ことで、両面溶接出来るような製造方法をとることで、品質の安定化を図りました。
この製造方法を行うことにより、工数を減らし、人件費も削減出来たので約15%のコスト削減に成功しました。
溶接の歪に対しては、溶接ジグを使って引っ張りながらしっかりと固定することにより溶接時に起こる歪を最小限に抑えています。
このように、太陽パーツでは、半自動溶接機を使って溶接を行うことで小ロットでも十分に対応できる体制を整えております。
また、品質も安定させ、コストダウンも同時に行うことが出来ます。
太陽パーツでは、こういった溶接での生産体制を整え、介護ベットだけでなく棚受けなども生産させて頂いておりますので、溶接でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非ご相談下さい。