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プレス加工のひとつである深絞り加工【板金加工】
2012.07.31
【板金加工】
板金を加工する際に使用される加工法にプレス加工法があります。
さらに、プレス加工により板金をカップなどの三次元形状に成形する加工、それを深絞り加工と呼びます。
深絞り加工の身近な例としては、飲料缶などの製造に見られる加工法になります。
この深絞り加工のようなプレス加工法は、順番や組み合わせ、金型の調整が悪ければ、製品に割れやひずみ、変形などが発生します。
深絞り加工を行うメリットとしては、溶接加工を行う必要がないことが多くあります。
溶接加工を施した場合、どうしても気になるのが継ぎ目です。しかし溶接を行わないのであれば、継ぎ目もなく、製品に耐久性や美観を持たせることができます。
また溶接という工程がなくなりますので、コスト削減というお客様のメリットにもつながります。
深絞り加工では、絞り加工を複数回行うことで、深さや高さを得ると同時に硬度も得ることができます。
それは、板金の加工硬化がすすむことで硬度が増します。それにともなっ手絞り込みにくくなるという点もあります。
そのため、深絞り加工では、絞ることで薄くなりますが、製品の強度も高まります。
太陽パーツでは深絞り加工を始め、プレス加工にも精通しております。
コスト削減やリードタイム短縮の製造法など、お客様にメリットの製造方法をご提案しております。
ぜひお気軽に太陽パーツまでご相談ください。