肉盗みによる軽量化
課題 | 重量 |
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提案効果 | 鋳造欠陥回避 / 軽量化 |
Before
ロストワックスの利点として、一体成形が可能なこと以外に、多様な材質の鋳造が可能である点が挙げられます。そのため、ロストワックスではSUSや鉄が対象材種となる場合が多く、製品が重くなる点が課題となる場合があります。
After

ロストワックスはアンダーカット形状や複雑形状の成形が可能であり、設計を柔軟にできる点も利点の一つです。そのため、肉盗みによる軽量化が可能になります。
また、肉盗みにより肉厚を均一にそろえることで、湯流れを向上することができ、鋳造欠陥の回避にもつながります。
ポイント
軽量化を行いたい場合、肉盗みの検討が重要です。ロストワックスに工法を変更する場合は、設計段階で軽量化等の高付加価値化を実現できるよう、形状最適化を検討することを推奨します。