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円筒形の研削加工~円筒研削加工~
2013.05.21
【研削加工】
機械加工のひとつに研削加工というものがあります。
切削加工と似ていますが、切削加工は工具で金属素材を削り取る加工です。
それに対して研削加工は砥石で金属素材を削る加工になります。
研削加工に用いられる砥石には、切削用の砥粒をバインダーで固めたものなので、圧縮には強くともせん断や引っ張りにおいては弱い性質を持っています。
研削加工には円筒形の金属素材を加工するのに用いられることがあります。
円筒研削加工は、円筒形の金属素材の表面を研削します。研削時は、円筒を回転させながら、回転させて砥石を押し付けながら表面を削ります。
また、円筒の内側を削りたい場合にも研削加工が用いられ、特に内面研削と呼ばれます。特に内面の仕上げのためには欠かせない加工のひとつです。
ちなみに、バフ研磨と同じように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、バフ研磨は仕上げ研磨に位置します。なので、削るというよりは金属素材のツヤを出し、光らせるための加工になるため、研削加工とは異なります。
切削加工や研削加工など、機械加工のことならばどのようなことでも太陽パーツにご相談ください。
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まずは、現在お悩みの点などお気軽にご相談ください。