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太陽パーツでしか実現できない特許製法【エコダイカスト】
太陽パーツでは『エコダイカスト』という製造方法で製品を製造しています。この技術は太陽パーツが独自で開発した技術なので、他の企業とはちょっと違います。
今回は太陽パーツでしか実現できないという特許製法でもある『エコダイカスト』について、できるだけわかりやすく説明していきましょう。
・ダイカストの金型ってどんなものなの?
通常ダイカストでは金型を利用して製品を大量生産するものですが、一般的な金型はどんな形状をしているのかは、工場に実際に入った事がある方以外はわかりにくいものです。
簡単に説明すると、ダイカストの機械には大きな重たい金型の塊がついています。ベース部分とキャビティ部分がくっついた状態で製造される事が非常に多いようです。
ベース部分は金型本体ではなく金型の土台の部分です。この部分は大きな鉄の塊なので大変重く、段取りを変更する時には数人がかりで金型を変えなくてはならないのです。
大変重くて手間がかかり人の手もかかってしまうので、どうしてもコストが高くなってしまうのですが、太陽パーツのエコダイカストは全く違った金型なのです。
・エコダイカストの金型はどんなものなの?
一方で太陽パーツの『エコダイカスト』というのはどういうものなのかというと、金型の部分が他のダイカストの金型と違うのです。
まず土台となるベース部分は太陽パーツが保有している共通のものを利用します。お客様は金型本体の部分だけの費用しかかりません。
一般的な金型はベース部分と金型本体の部分がセットとなっているので、材料費や加工費が高くなってしまいますが、エコダイカストの場合は金型本体の費用しかかかりません。
つまりこれまで土台部分にかかっていた材料費や加工費がかからないのです! だから最初から製品一つあたりの費用が安くなるわけですね。
品質に問題は無いのか? という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、金型は一流の金型ですので全く品質には影響はありません。
・ダイカストは金型の費用の消化に時間がかかる!
金型を必要とする加工の場合は製品に金型の費用も含まれているので、最初の段階は金型費用の消化にお金がかかってしまうものです。
ところが太陽パーツのエコダイカストだと最初から金型は半額で済むため、金型費用の消化にかかる期間は半分で済む事になるわけです。
もしもダイカストの製品を生産したいのならば、太陽パーツのエコダイカストは本当におすすめです。
ちなみに金型の交換をするのも短時間で済むので、生産効率もぐんと上がるでしょう。