太陽パーツ株式会社 機械部品、住設機器の設計・製造

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アルミ押出で最もポピュラーな【直接押出法】

2018.04.23 【アルミ押し出し】

アルミ押出は転写加工の代表的な技術です。転写加工とは金型の形を転写させて製品を作る加工技術です。
その中でもアルミ押出は、私たちの暮らしに欠かす事ができない建具や生活用品の製造を行う事ができる技術なのです。
今回は、アルミ押出加工の加工技術の中でも、最もポピュラーな【直接押出法】という技術について、わかりやすく説明いたします。
まずアルミ押出の製造工程を簡単に説明すると、インゴットを溶かしてビレットに鋳造します。ビレットを加工できる大きさに切断いたします。
切断したビレットを加工する前に加熱して加工をしやすくするのです。加熱されたインゴットは押出機(アルミ押出機)に入れられて、金型から出てきたところを機械で引っ張ります。
必要な長さまで加工したら部品を切断し、水洗い→苛性ソーダ→水洗い→電解槽→水洗い→カラー槽→水洗い→塗装・焼き付けとなり、仕上げが行われて次の工程に送られます。
次の工程はアルミ押出の工場から建具の製造を行っているお客様へ納品され、消費者の元へと届けられていくのです。
直接押出法というのはコンテナに加熱したビレットを入れて、ダイス(金型)に直接押し付けて圧力をかけて製品の生産を行う方法です。
ポピュラーな加工方法なのですが、高い圧力を必要とするので押出能力が高い機械が必要となります。機械は圧力筒とラムが水平になったタイプのものが多いです。
金型へ直接押し付けて成型するので、コンテナとビレットの摩擦が生じやすいのも事実です。そのため1/3の圧力が無駄になってしまいます。
太陽パーツではアルミ押出による成形を行っています。早くより良い製品の製造とコスト削減を目標に努力をしています。
アルミ押出についての疑問や、製品の生産についてのご相談はいつでもお気軽にご相談くださいませ。

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