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あらゆる分野で用いられる押出し形の種類~①~ 

2019.04.02 【アルミ押し出し】

アルミ押出はあらゆる分野で活躍している加工技術です。

航空機や船舶用のアングルやチャンネルといった形状のものが生産されていました。
簡単な形状のものが多かったのですが、その後は技術の進歩でさまざまな形状の金型の生産が可能となったため、建具などの生産にこの技術が活用されるようになりました。

この背景には戦後の高度経済成長によって、多くの方々がマイホームの建築や商業用ビルなどの建設が行われるようになったため、質の良い建具を大量生産する必要が出たからかもしれませんね。

現在も建具の生産にはアルミ押出の技術が活用されていますが、建具以外にもさまざまな分野での需要が高まり、それにつれてさらに金型の精度も上がってきました。
アルミ押出の金型はダイという呼び方をします。初期のダイの形状はH型をした形状であったり、細い円であったり単純な形状が多く、現在でも銅線やアルミ線などの生産に利用されています。
アルミ押出のダイの種類は豊富です。必要な形状にするためにはその形状に適したダイを使います。
例えばH型やL字型などの形状の製品を作るのに使用されるのがソリッド、断面に中空部がある形状のものをホロー、中空部の一部に切れ込みが入っているのをセミホローと言います。
最も単純な形状であるソリッドのダイは、単純な形状ながら単体で作られる事はなく、バッカーというダイの支えやボルスターやサブボルスターを同時に生産するケースもあります。
ダイの大きさにもよりますが金型を作る時にはそれなりに費用がかかる場合もあるのです。

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