太陽パーツ株式会社 機械部品、住設機器の設計・製造

PARTS×SEARCH

どの様な部品の課題をお持ちでしょうか?
素材や加工法などから、類似の事例をご覧頂けます。

× ×

ブログ

軽合金の加工が圧延加工に比べ経済的な加工法の理由【アルミ押出】~2~

2019.07.25 【アルミ押し出し】

今回も前回に引き続き、加工についてお話していきたいと思います。

では同じ形状の製品の加工を行うのに適したアルミ押出はどんな加工技術なのかというと、熱して柔らかくした素材を高圧でダイスと言われる金型に押し付けて、反対から引っ張って製品の生産を行う技術です。加工できるのは丸棒だけではなくL字型の長材や、より複雑な形状の長材の生産を行う事ができます。同じ加工ができるならどちらでも良いのでは?と思われるかもしれませんが、実はコストの面でアルミ押出の方がお得なのです。

どちらを選んでも同じ寸法の製品の加工ができるのですが、その大きな違いは加工する方法と時間が関係しています。圧延加工は金型を使って製品の生産を行うわけではなく、ローラーを使って何度も何度も伸ばして製品の生産を行います。
必要な寸法になるまでローラーをかけ続けるので時間がかかるケースもあります。一方でアルミ押出の場合は金型を使って製品の生産を行います。これは同じ材料を使っても温めて柔らかくして金型に通すからです。
冷却時間とゆがみ調整を行ったとしても短時間に大量生産が可能なので、同じ形状の製品の生産をするのならアルミ押出の方がコストがかからず経済的なのです。
板厚の薄い金属板を加工する場合は圧延加工、丸棒などの長材を生産するならアルミ押出と使い分けすると良いでしょう。

太陽パーツでは高い技術と長年の経験で、お客様の求める製品の生産を実現いたします。加工の事なら何でもお気軽に太陽パーツへご相談ください。

 

鋳物に関するお役立サイト Casting Navi

CONTACT US
お見積り・ご相談はこちら

072-361-2111
営業時間 9:00~17:00(土日祝 定休)
お問い合わせ お問い合わせ