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ダイカストによる部品の合理化
2020.07.24
【エコダイカスト】
照明部品メーカー様への新規のアプローチにより、獲得したヘッドライトの部品製造の事例の紹介です。
このお客様は、ヘッドライトの部品をアルミの押出し、プレス、切削の工程で3つの部品を造って組み合わせて一体化していたようです。
3部品を組立てるという工数のコストも含まれていたため、弊社の特許製法であるダイカストカセットシステムを用いて、切削品とプレス品を一体にする事により、アルミの押出しによる1部品と一体化した1部品の2つの部品を組み合わせる提案をさせて頂きました。
素材の選定につきましてはヘッドライトで使用されるという事もあり放熱性の高い素材が必要だと考えられました。
様々な資料を基に素材にはアルミダイカストにおいてよく使われている「ADC12」という素材に決定しました。
価格面においても電気めっき性においても非常に優れた素材です。
そのため、ADC12を素材としたダイカストを行いカセットシステムにより金型費も半分に抑えた合理化を提案の軸にしました。
お客様にも2部品への合理化を資料と共に提案した結果、ご納得して頂き、30%のコストダウンと2部品への合理化による工数削減を実現することが出来、非常にご満足して頂けました。
結果、その後もアルミの押出し、プレス、切削、樹脂 と幅広くお取引をさせて頂いております。