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カセットダイカストなら太陽パーツへ
カセットダイカストとは、ダイカストで使用する金型をカセット式にしたダイカストです。
わかりやすく説明するとダイカストで使用する金型は非常に大きなものです。
金型として使用する部分が小さくても全体的には非常に大きなものなのですが、その理由は金型はベースという土台のような部分が必要になるからで、このベース部分が実は金型と同じかそれ以上に材料を必要とします。
そのため一般的なダイカストの金型は非常に重く、生産する製品の金型を入れ替える時には一人で作業をすると大変危険なので、複数の人で重い金型を入れ替える作業を行います。
また、ダイカストの金型にも寿命があります。寿命がきたら新しい金型を必要としますが、この時も金型だけではなくベースの部分の材料も必要になるので、非常にコストがかかってしまいます。
そんな問題を解決するために生まれたのが太陽パーツのカセットダイカスト(エコダイカスト)です。ベースの部分は作る必要はありません。ベースは太陽パーツの共通部品を使用します。
つまりお客様の負担が必要なのは金型のみです。金型部分のみなので軽量化が可能となり、複数の人数での段取り替えが不要になり、人件費の削減が可能となります。
カセットダイカストの魅力はそこだけではなく、ベースに必要だった材料が半分以下になるので材料費の削減、金型の製作にかかる時間なども削減できるというメリットもあります。
もちろんカセットダイカストだから製品の品質が劣るのでは?という心配もありません。金型の品質は従来と全く変わりませんのでご安心ください。
おすすめの使い方はこんなお客様です。
例えば小ロットだけどダイカストを使いたい。でも従来のダイカストだと小ロットだと高いコストを必要とする。こんな場合はカセットダイカストがピッタリなのです。
太陽パーツでは小ロットのご注文にも対応いたします。これまで小ロットは切削など他の製造技術を利用されていたお客様も、カセットコンロならコストを抑えて試作品の生産などにご活用いただけます。
カセットダイカストや従来のダイカストについて詳しくお知りになりたいのなら、ぜひ太陽パーツへお気軽にご相談ください。