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マシニング加工とは?
マシニングとは切削加工を行う機械の一種です。フライス加工や穴あけ加工、中ぐり加工にねじ立て加工などを1台で連続して行うことができる加工機械です。
近年ではマシニング加工機械には多軸機械が多くなっていて、それまで切削加工は旋盤加工とフライス加工に分けられていましたが、1台で全ての加工ができる加工機械も誕生しています。
マシニング加工の特徴としては、コンピューター制御がで加工することができるので、製品の寸法精度が非常に高いという特徴があります。
さらにマシニング加工は一度プログラムをしてしまえば同じ加工を何度でも繰り返すことができるので、非常に生産性の高い加工技術です。汎用フライスとの大きな違いは自動でツールが交換される点でしょう。
基本的なマシニングはX軸、Y軸、Z軸にツールが動かせますが、多軸の場合は4軸や5軸など複数の方向から加工ができるので、より複雑な製品の加工が可能です。
加工する時の特徴としては、まずは部品、製品の図面を見てプログラムを行わなければなりません。プログラムが出来たら加工機械に転送します。次はいよいよ段取りを始めなくてはなりません。
マシニングの水平度を出し、材料を加工台に固定しなくてはなりません。固定したら素材にツールを接触させてそれぞれの0位置を合わせ、プログラムの動きを確認します。
確認が済んだら実際の加工に入ります。製品の加工が終わったら各部分の寸法を計測して補正が必要なら補正を入れます。
マシニング加工は寸法精度が高く製品の表面が非常に美しいのも特徴です。そのため鋳造用の金型などの生産に使われていますね。また、加工機械の大きさも豊富なのも特徴です。
太陽パーツではマシニング加工での製品の生産や、金型の生産にも力を入れています。金型や製品のことでお悩みならばぜひお気軽にご相談ください。