太陽パーツ株式会社 機械部品、住設機器の設計・製造

PARTS×SEARCH

どの様な部品の課題をお持ちでしょうか?
素材や加工法などから、類似の事例をご覧頂けます。

× ×

ブログ

金属材料を三次元的に組み上げるための接合方法

2013.01.24 【加工について】

金属材料を三次元形状に組み上げるために欠かせないのが接合という加工法です。
接合と一言にいってもその方法により大きく異なりますが、ここでは4種類の接合方法をご紹介いたします。

接合加工のひとつが、【機械的方法】です。
これは接合する部品と金属素材を加工して組み立てる加工になります。
例えばボルトとナットを利用した接合をボルト締結と呼びます。他にもリベットを用いたリベット接合、カシメ、はぜ組みなどがあります。

次に、【熱的方法】です。
これは、その名の通り加熱することで金属素材を接合します。他の材料を使用しないで接合する方法です。
例えば次のようなものがあります。
●回転摩擦熱を用いた摩擦接合
●金属材料同士の電気抵抗熱を利用したフラッシュバット法
●溶接電極をによる板間の接触抵抗を利用したスポット溶接
●加熱した金属材料を強く押し付けて接合する鍛接      …etc

そして、【接着的方法】があります。
金属材料の間に接合剤を入れることで接合する方法になります。
この場合は金属素材の融点よりも低い温度に加熱し、その温度で溶ける接合剤を隙間に流し込むことで接合します。
450℃以下で溶ける軟ろうやはんだを使用するはんだ付け、450℃以上では硬ろうを使用するろう付けがあります。

最後に、【溶接的方法】についてです。
接合剤と金属材料を溶け合わせて接合する加工法です。
これにはアーク溶接、TIG溶接、MIG溶接、MAG溶接などがあります。

太陽パーツではお客様の製品製造時には、上記などのお客様に適した接合加工を施しております。
また、接合とは簡単にいっても、どの接合加工を行うかは、十分に考える必要があります。太陽パーツでは長年の実績と経験をもとにお客様に最適な加工法をご提案しております。

ぜひ、金属加工、機械加工など、現在お悩みを抱えていらっしゃる場合、お気軽に太陽パーツまでご相談ください。

鋳物に関するお役立サイト Casting Navi

CONTACT US
お見積り・ご相談はこちら

072-361-2111
営業時間 9:00~17:00(土日祝 定休)
お問い合わせ お問い合わせ